雪降る町の温泉バナナ

プロジェクトについて

温泉バナナ・システムについて

温泉バナナ栽培に適したエネルギーは?

この「温泉バナナプロジェクト」の最重要課題は『自然に優しいエネルギー活用』です。
プロジェクト検証地としては、温泉地として有名な“猿ヶ京”が選ばれました。

エネルギー源として着目したのは、約400年前に発見された猿ヶ京温泉(源泉温度:約55度)と赤谷湖周辺の里山の間伐材です。


温泉バナナを育てるための環境、そして技術は?

温泉は、2001年に開設された日帰り温泉施設「まんてん星の湯」から捨てられている排湯を利用させて頂き、バナナ苗栽培用に建設した木骨ハウスは、赤谷湖周辺の山々に放置されている間伐材が利用できる構造としました。

この排湯とバイオマス資源をエネルギー還元し、温泉排湯による苗への直接加温と「木質バイオボイラー」による温水を活用した「地中加温システム」の2つの方法で木骨ハウス内のバナナの栽培環境を整えていき、(株)ドールの協力のもとフィリピンから輸入したバナナ苗を栽培検証します。


地中加温システム

土壌の深さ40~60cmに、1m間隔でパイプを埋めていき、温水を循環させて地中を温めます。
夏場には太陽光熱とともに、約45度~60度の温水を循環させ、土地を温めることで地中を土壌消毒し、連作障害を防ぐことで、作物の農薬使用を抑え、安心・安全な農産物の生産を図ります。
冬場には同じく地中に約45~60度の温水を循環させ、土に蓄熱させながら加温し、作物を生育します。


木質バイオボイラー

間伐材原料としたチップを燃料とした、バイオマスボイラーにより加温した湯を土中に循環させます。
ボイラーの能力は30,000kcal。燃料となる間伐材は赤谷湖付近の森林資源を利用することにより運搬コストなども低く抑えることが可能にとなり、経済的に優れたシステムになっています。


木骨ハウス

間伐材から算出できる最大形状の90mm x 90mmの角材をつくり、骨組みだけで組み立てる構造のハウス。保護する農業用ビニールは3重構造になっています。
上記の方法で地中及びやハウス内地上を加温し、冬で外気が氷点下14度になっても、ハウス内は零下にならない事が実証されました。 現在、フィリピンから輸入した検証用バナナ(品種名:キャベンディッシュ)が8本、育成中です。


  • 温泉バナナプロジェクトって?
  • どんな仕組みで育ててるの?
  • みなかみ町ってどんなところ?
  • ハピネス計画とは?