雪降る町の温泉バナナ

プロジェクトについて

温泉バナナ・プロジェクトとは

温泉バナナって何だろう? 込められた思いは?

このプロジェクは、「みなかみハピネス計画」のパートナー企業である(株)ドールが(財)みなかみ農村公園公社と協働事業として展開しているエデュテイメント・ファーム「ドールランドみなかみ」を運営する中、『ドールと言えばバナナ、みなかみと言えば温泉』という双方の特徴を生かしたコンテンツを開発し町おこしができないか?との発想から、雪降るみなかみ町で南国フルーツの代名詞『バナナ』を育てる、という不可能と思われる栽培を始めました。そして、次世代を担う子供たちに栽培過程を公開することで、更に積極的にフルーツに親しんでもらい、フルーツを通じて「食べる事の大切さ」や「健康のありがたさ」を、より深く感じて頂くことも目的のひとつとしています。


“フィリピン”と“みなかみ町”の気候条件 そして解決策

ドールのバナナがつくられているのは、フィリピン諸島で2番目に大きな島“ミンダナオ島”、日本に輸入されているバナナの9割以上がこの島で作られています。
ミンダナオ島は熱帯性気候。年間を通して高温多湿。平均気温は26~27℃。6月を中心に年間2,000~2,500mmの雨が降ります。この環境がバナナの生産に適しています。 一方、みなかみ町の平均気温は10.3℃。2月の一番寒い時期には-4.6℃にまで気温は下がります。年間雨量は1733mm程度。バナナの生産に適しているとは誰も思わない環境です。
『この環境の違いをいかに克服するか』『みなかみの温泉水を活用して南国で育つバナナを成育させられないか』という問いを検証するため、雪が降り積もるみなかみ町で「南国バナナ」を試験栽培しています。


自然を生かしつつ活用する技術

また、豊かな自然環境を大切にする「みなかみ町」の方針に沿って、地域資源である赤谷の森林資材(間伐材)と猿ヶ京温泉の排湯を活用する『循環型農業モデルの構築』として、農林水産省の平成26年度補正予算を活用した革新的技術緊急展開事業に採択され、補助事業としてバナナだけでなく、別ハウスで、いちご・きゅうり・トマトの通年栽培も試みております。


これからの展望と将来への期待

この検証に成功すれば、バナナなど馴染みの少ない野菜・フルーツの栽培はもとより、現在、シーズンにのみ出荷している野菜・フルーツを、一年間、継続して栽培・出荷することも夢ではなく、高齢化が進む農業に若い人の新規就農者を呼び込む足掛かりになると期待しています。
また、『農業と観光の連携実証プロジェクト』と位置付け、アグリツーリズムの観光客誘致なども視野に入れた地域活性化の幅広いプロジェクトです。


  • 温泉バナナプロジェクトって?
  • どんな仕組みで育ててるの?
  • みなかみ町ってどんなところ?
  • ハピネス計画とは?